平成元年度学術講演会

1989.7.22-23 山口県秋芳町、秋吉台科学博物館

・      一般講演(1989.7.22)

1.     中国地方におけるホラヒメグモの分布と変異 ・・・・・・・・・・ 増原啓一(山口県美祢市於福町)

2.     洞窟産中気門ダニ類について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 石川和男(松山東雲短大・生)

3.     秋芳洞産ミクロ動物の分類と生態 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 鈴木 賓(日大・法・生物)

4.     コウモリグアノの微生物学的性状,特に日和見感染性真菌の分布
          -健康な洞窟探検,観光洞管理のための提案* ・・・・・・ 染谷 孝(産業医大医療短大)

5.     洞窟鉱物生成に果たすコウモリグアノの役割

・・・・・・ 〇吉村和久(九大教養)・浦田健作(東筑紫短大付属中学)・染谷 孝(産業医科大医療短大)・秋芳洞を調べる会

6.     大韓民国済州島熔岩洞窟産鉱物  ・・・・・・ 鹿島愛彦(愛媛大学)・小川孝徳(火洞協)・洪 姶煥(建国大)

7.     鍾乳石から古代地震を調べる    ・・・・・・ 森永速男(神戸大自然科学)・劉 育燕・安川克己(神戸大理)・庫本 正(秋吉台科博)

8.     中国南部洞穴の石筍から求めた古環境

・・・・・・  劉 育燕(神大理)・森永速男(神大自然)・汪 訓一(中国溶岩地質研)・日下部実(岡大地球内部研)・安川克 己(神大理)

9.     河内風穴(滋賀県)の 222Rn濃度について  ・・・・・・・・・・・  豊田 新・池谷元 伺(大阪大学理)

10.  洞窟産石膏のESR年代測定  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  池田すみ子・池谷元伺(大阪大学理)・鹿島愛彦(愛媛大学教養)

11.  済州島,高丈窟双石柱の蛍光X線分析と年代測定  ・・・・・・・・・・  沢 勲(大阪経済法科大学)

12.  秋吉台の酸性雨                 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  〇中村 久(秋吉台科博)・吉村和久(九大教養)

13.  秋芳洞の地下水の流出量および溶存成分の排出量

・・・・・・  井倉洋二(九大・農)・吉村和久(九大教養)・杉村昭弘(秋吉台科博)・配川武彦(秋吉台科博)

14.  平尾台の地下水系(2) *ケイブシステムをなす地下水系*  ・・・・・・・・  浦田健作(照曜館中学校)

15.  天然記念物福岡県平尾台青寵窟の発達史に関する洞窟学的研究(中間報告) ・・・・・・ 曽塚孝(福岡県立筑紫丘高校)

16.  秋芳洞千畳敷天井部の溶食形態  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 浦田健作(照曜館中学校)

17.  ?T.G.U. StudyGroupによる「カルスト地域の環境変化問題《活動 ・・・・・・ 三井嘉都夫(法政大地理)・小寺浩ニ(法政大地理)

18.  カルスト地形はどう教えられているか *高校地理教科書の記述と問題点*  ・・・・・・ 伊藤田直史(都立福生高校)

19.  龍元洞の発見について  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 桜井進嗣(西日本洞窟潜水研究会)

20.  チョバニザのプラトーについて  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 近膝純夫(地球クラブ)

21.  九州の洞窟産真正クモ類   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 入江照雄(熊本・菊池農高)

22.  鍾乳石の分析からみた第四紀の環境変遷(その1) *古気候復元における“成長論”の意義*  

 ・・・・・・ 荒川達彦(University  of  Oxford)・堀 信行(広島大学・総合科学部)・三浦 肇(山口大学・教育学部)

23.  洞内二次生成物の生存限界年代と石灰洞の発達様式  ・・・・・・ 荒川達彦(University  of  Oxford)・堀 信行(広島大学・総合科学部)

・       シンポジュウム「日本における洞窟科学の将来」(1989.7.23)

1.     日本の洞窟科学の将来 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 河野通弘(山口短大)

2.     地理における洞窟研究  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 平瀬恵一(大阪府立箕面高校)

3.     洞窟と科学  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 吉村和久(九大教養)

4.     ESR年代測定と洞窟科学  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 三木俊克(山口大・工短大)

5.     洞穴鉱物学の歩みと展望  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 鹿島愛彦(愛媛大)

6.     洞窟・裂罅堆積物から産出する脊柱動物化石の研究 一現状と今後の課題* ・・・・・・ 河村善也(愛知教育大)

7.     洞窟生物研究とその将来  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 森本義信(姫路市)

8.     シンポジュームのまとめ(洞窟学における今後の課題)  ・・・・・・ 庫本 正(秋吉台科学博)