マイルストーン No.2 |
No.1 | No.2 | No.3 | No.4 | No.5 | No.6 |
第2回委員会開催の告知 昨年のケイブミーティング開催時に第1回委員会が開催されましたが、諸事情により、その後委員会を開催することができませんでした。第2回委員会は今年のケイブフェステバル開催期間中に開催します。 委員会開催日:平成10年7月19日(日)16:00〜 場所 :なるさわ富士山博物館内研修室予定 |
前回の委員会からの活動報告(その2) 洞窟記号の現状把握する目的で以下の資料を配付。 石灰洞関係・・・・・13種類 火山洞窟関係・・・2種類 今後は、石灰洞に関しては、UIS統一記号が正式に決まることから、学会版洞窟記号に載せる記号項目の確定作業に入りたいと思います。また、火山洞窟に関しては、もう少し資料を収集してから具体的な作業に入りたいと思います。資料収集にあたっては、溶岩洞窟は近藤氏に、溶岩樹型を槙田氏にお願いしたいと思います。また、火山関係は、石灰洞と比べて情報が少ないので、学会が世界に広めるくらいの考えを持ってお願いします。 |
前回の委員会で出してもらった洞窟測量の問題点等の意見に対しての議論の時間がなかったので、それぞれの意見に対してのコメントをつけときますので、参考にしてください。(但し、すでにコメントがある意見に対しては省きます。) |
熔岩樹型の記号や樹型の計測方法等、既存の方法を勉強して確立したい。(槙田) コメント:溶岩樹型に関して資料不足なので、もう少し資料を集めて私としても勉強したい。樹型に関しては、中心となって動いてほしい。
形態を表す記号でなく、材質を表す記号があってもよいのでは。(槙田)
石灰洞記号は、ケイビングジャーナル誌上に載っていたものを使用。熔岩洞は、自分たちで考えながら作っている。(佐藤)
5年前に測量したのが最後なので、色々皆様に新しい事を教わりたい。(阿世比丸)
洞口を探すのに位置がかかれているものが欲しい。(渡辺)
現在石灰洞測図記号としてよく使われている「平尾台の石灰洞」測図記号は、平尾台合同洞窟調査時に全国から17団体が参加して、団体間で異なる測図記号を使っていたため、新たに統一記号を作成した。(浦田)
測図のグレード(精度)の標準というものがなく、精度の良いものと悪いものが同列に扱われていて、調査をするときに不都合が生じている。(浦田)
洞口周辺状況の記録も測図上に表した方がわかりやすいと思う。(牧野)
見やすい図面を作成するには、利用する目的にあった表記が必要だと思う。(牧野)
火山洞窟は、石灰洞よりシンプルな形態が多く、記号は自分たちで作成して使用していることが多い。(広瀬)
火山洞窟の形態であるワラビ状鍾乳等は、記号で表すよりスケッチをの方が表現しやすい。(広瀬)
測図には凡例の添付が必要だと思う。記号が何を表しているのかがわからない。(木崎) |
マイルストーン 日本洞窟学会洞窟測量・記録委員会ニユ−スレタ− No.2 1998年6月1日発行 編集・発行人:石川典彦 発行場所:〒305-0031 茨城県つくば市吾妻3-830-101 E-mail:snow@gsi-mc.go.jp Milestone Cave survey and cave record committee of Speleological Society of Japan Newsletter No.2││June 1 ,1998 Editer & Publisher:Norihiko Ishikawa 3-830-101 Azuma, Tukuba,Ibaraki,305-0031 Japan