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顕彰委員会


 日本洞窟学会はその設立から40年を迎える国内に於ける洞窟学に関する進歩・普及に務める唯一の学術団体である.一方でこのように長くにわたって学会が運営されてきておきながら,学会における顕彰制度が今まで存在しなかった.顕彰制度は,学会活動を活発化させる上でも,学会に貢献した方を広く会員に周知するためにも重要なものであると考えられる.本委員会は,日本洞窟学会における顕彰を行うための組織として位置付け,設立された.

委員長 石原 与四郎
委員  本多 力
      吉村和久
      小野寺 秀和
      各大会実行委員会委員長

顕彰委員会規定

第1条 日本洞窟学会(以下本会)会則第 3 条 3 に関わる事項として,この規定を定め

る.

第2条 本会は,洞窟学の進歩普及をはかることを目的とすることから,洞窟学に関連す

る優秀な研究を行った会員および普及に貢献した会員を表彰する.

第3条 本会が授与する賞は次のとおりとする.

奨励賞:学会誌および学会講演において優れた研究を発表し,洞窟学の発展に寄与した若

手会員.

功労賞:洞窟学の普及,発展や本会の運営において多大な貢献を行った者.

第4条 賞の選考方法は次のとおりとする.

奨励賞は,学会講演および学会誌において発表された研究について,顕彰委員会において

審議の上,評議員会に推薦し,決定する.

功労賞は,会員からの推薦に基づき顕彰委員会にて審議の上,評議員会に推薦し,決定す

る.

第5条 表彰は賞状の授与とし,ケイビングジャーナル誌上にて公表する.

第6条 本規定の改正は評議員会の決議による.

顕彰委員会内規

1.委員会の設置

顕彰委員会委員長および 3 名の委員からなる顕彰委員会を設置する.人選は評議員会が

行う.評議員会は必要に応じて若干名の委員を補充することができる.顕彰委員会委員長

は評議員会において任命される

2.選考・推薦

顕彰委員は,当該年度を含む過去 5 年間の洞窟学雑誌および当該年度の洞窟学会の学術

講演の中から特に優秀な研究を検討・選考し,基本的に 1 名の奨励賞対象者の推薦書を年

度末までに評議員会に提出する.また,洞窟学の普及や発展,本会の運営において多大な

貢献を行った者については,功労賞対象者として,随時推薦書を持って評議員会に申請す

る.

3.内規の変更

本内規の変更は,評議員会の議を経て行う.


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